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​TAICHIRO

住所(鳥取ショールーム)

 〒689-0101 鳥取県鳥取市福部町岩部276

営業時間 11:00~17:00

定休日 毎週火曜日・水曜日

URL

 http://taichiro.co.jp/

​坂口祐貴さん

深沢:「TAICHIROについて教えていただけますか?」

坂口:「この会社はまだ出来て間もないのですが、鳥取原産の樹齢2~

    300年の一枚板を耳付きで提供することをメインに行ってい

    ます。ターゲットは世界で、ジャパンブランドとして提供して

    います。今は『ミラノサローネ』という、2年後にイタリアの

    ミラノで開かれる、世界で一番大きな家具やデザインの展示会

    に出店しようと思っています。それに向けて、ロンドンオリン

    ピックの建築にも携わったデザイナーの方と打ち合わせをして

    作品を作り上げているところです。また最近『one doubt』と

    いう会社を作っていまして、国内向けに本物の素材で作る

    家具や雑貨を提供するつもりです。」

​篠﨑:「Uターンするきっかけを教えていただけますか?」

​坂口:「元々鳥取市出身で、大学をきっかけに上京しました。

    大学卒業後東京で2年程、某外資系の家庭用製品製造販売会社

    に就職して、主に営業を担当していました。ただ、そこで働き

    すぎて、体調を崩して辛くなったんですよ。それから鳥取に

    帰省して、今はないんですけど、倉吉市にマイハニーという

    ナッツのはちみつ漬けを作るベンチャー会社がありまして、

    そこで働いていました。その後、TAICHIROを設立しました。」

上野:「TAICHIROの名前はどこから来ているんですか?」

坂口:「うちの会社の役員があと3人いまして、そのうちの1人に1級

    建築士の『澤太一郎』さんという方がいます。この方が元々

    自分の家を建てるために、25年程かけて鳥取原産の木を

    集めていて…ただ集めすぎて困っていたところ、僕らと一緒に

    起業するという形になりました。彼があってこそのこの会社で

    あり、彼が大事にしているマインドを僕らが継承して、大事に

    していくためにこの名前になりました。」

岡野:「一枚板のビジネスを始めるきっかけは何だったのでしょう

    か?」

坂口:「実は2年前まで、僕もこの木を扱う仕事をするなんて全く思っ

    てもみなかったんですよ。たまたまここの隣にある『アイワナ

    ドゥ』というレストランに食べに行こうとしたんですけど、

    2時間待ちだと言われまして。その近くに『海の見えるカフ

    ェ』がありまして、ここならご飯食べれそうだなと思い入って

    みたら、ここにあるような木がたくさん並んでいまして。

    それらを見た瞬間に衝撃が走ってこの場から離れられなくなり

    ました。そこのカフェの方とそれらの木について話が盛り上が

    り、その方に澤太一郎さんを紹介していただきました。

    その方はうちの役員として手伝っていただいています。」

塩田:「坂口さんにとって鳥取原産の木の魅力とはなんですか?」

坂口:「一言で言うと、苦労した木なんですよ。鳥取は日本で最も日照

    時間が短く、寒暖差も激しいので木にとっては非常に過酷な

    地域です。一枚板にしても、穴が開いていたりと苦労した証が

    忠実に表れている所がいいですね。」

TAICHIRO 坂口祐貴さんにインタビュー

編集者の声

一枚板の魅力に気づいたのは単なる偶然。

普段気にしていないところにチャンスが転がっていると思うと、毎日見ている景色が違って見えました!

​一枚板には同じ板がなく、形や木目や触り心地がどれも全く違いました。

​TAICHIRO

​鳥取原産、樹齢300年の木の魅力を伝える

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